看護局長あいさつ
選ばれる病院であるために。
2015年5月の開院以来、急性期病院・地域医療支援病院として医療を提供しています。前任の植村看護局長のもと「真心」「絆」を礎として看護を実践してきました。その志を受け継ぎ、病院で働く仲間と協働し対話を重ねながら、さらに前進していきたいと思います。
患者さんやご家族が安心して医療を受けられる環境はもちろんのこと、より健康に安心して地域で暮らすことができるための支援もしていきたいと考えています。そのためには、病院で働く仲間の存在が欠かせません。仲間たちがイキイキと働くことができる環境を整える活動も継続して行っていきます。結果としてチーム医療の充実が図れ、地域の介護医療福祉関連施設の方々からの信頼を得ることにつながるとも考えたからです。
患者さんとご家族、病院で働くスタッフ、地域の関連機関の方々、多くの人たちに選ばれる、そんな病院であり続けられるよう努めてまいります。これまでも大切にしてきた「創発」を病院全体として発揮していけるように力を尽くします。
公立西知多総合病院 副院長兼看護局長
宮原 晴子
さくらコラム
歓迎!南京衛生高等職業技術学校の皆さん
Vol.37 2025年7月
ご報告が遅れましたが、先日5月24日に中国・南京衛生高等職業技術学校の皆さんが訪問されました。
ご縁があり、一般財団法人愛知県国際交流団体からのご依頼を受けて、生徒さんと先生方、合わせて22名が来院されました。
手術室、病棟やヘリポートなどを見学していただき、帰国前の2時間という短い時間ではありましたが、有意義な時間を過ごせたという感想も聞くことができました。
また、見学後、どのような医療者になりたいかという問いに、参加した生徒さん一人ひとりから、「患者さんに寄り添う看護を実施したい」というような、案内した私たちが嬉しくなるような言葉をたくさん聞くことができました。国は違えど、医療を目指す若者に共通する「温かい思いやりの心」を感じました。
今回は、当院の設備等を案内し、実際の日本の医療について学びを深めていただけるようにと企画しましたが、私たちも「交流」の意義を考え、中国の状況をもっとお聞きすればよかったなと思いました。
公立西知多総合病院 看護局長 宮原 晴子