4階東病棟
脳神経外科・脳神経内科を主とした病棟です。
脳卒中・頭部外傷・脳腫瘍など脳神経系疾患の急性期にある様々な患者さんが入院されています。
運動障害や言葉が上手く話せないなど機能障害を抱える患者さんも多いため、患者さんの気持ちに寄り添いながら、治療や早期リハビリテーションに取り組んでいます。そして、退院後の在宅療養・社会復帰に向けた調整など、多職種と連携し患者さんの希望に沿った退院支援にも取り組んでいます。
急激な病態変化が起こる場合もあるため、的確な観察に基づいたアセスメントが必要になります。そのため、スタッフ一同スキルアップを図り、安心・安全な看護が提供できるよう日々努めています。
4階西病棟
整形外科を主とした病棟です。
骨折・脊椎疾患・変形性関節症などの患者さんの急性期看護に力を注いでいます。
「笑顔・優しさ・思いやり」を大切に、安心して入院生活が送れるよう、日々患者さんの希望や意向を確認しながら看護しています。また、1日でも早く元の生活に戻れるよう、患者さんと一緒にリハビリをすすめ、動けるようになった喜びを共に感じながら日々の看護を実践しています。
退院後の生活について調整が必要になる患者さんもいらっしゃいます。患者さんお一人おひとりの退院後の生活がイメージできるように、患者さん・ご家族から希望などを伺いながら医師・多職種と連携をとり、退院支援を行っています。
5階東病棟
産婦人科・乳腺外科を主とした女性病棟です。
産婦人科では病棟と外来との一元化を行っており、令和6年1月より分娩業務を開始しました。東海市で分娩を取り扱っている唯一の施設です。また、最近の出産施設では入院期間が短く、育児に不安のあるお母さん方が多くみえます。このようなお母さんを対象に産後ケアを行い、安心して育児が行えるよう支援を継続して行っています。利用されたお母さんたちから「育児に自信が持てた」などの感想をいただき専門職として、やりがいを持つとともに、関わりの必要性を実感しています。更に、女性専門外来「なでしこ外来」では全年代の患者さんを対象とした支援も行っています。
高齢の方も多く、退院支援に難渋するケースもありますが、患者さん・ご家族の意向を十分に確認し、看護師として、患者・家族の思いに寄り添った退院支援ができるよう多職種チーム医療に努めています。
【相談窓口のご案内】
5階西病棟
小児科・眼科・耳鼻科を主とした病棟です。
主科以外にもさまざまな診療科の患者さんの入院を受け入れており、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の患者さんへ看護を提供しています。
小児科の廊下には、療養生活が少しでも明るく過ごせるように、七夕やクリスマスなど季節の飾りやキャラクターを飾っています。
スタッフは、小児看護の専門性も高められるよう、積極的に研修参加や、学習会の開催をしています。
笑顔で対応し、チームワークの良さを発揮して、患者さん・ご家族の思いに寄り添った看護が提供できるよう力を注ぎます。
6階東病棟
消化器内科、糖尿病・内分泌内科、皮膚科を主とした病棟です。
消化器疾患に対する検査や治療、癌化学療法、糖尿病の教育入院、皮膚科疾患の治療や手術等様々な疾患を持つ患者さんが入院されています。
患者さんにとってよりよい医療を提供するために、各診療科において、医師・看護師・薬剤師・栄養士・リハビリをはじめとする多職種でカンファレンスを実施しています。
患者さん・ご家族の意向を確認しながら今後の生活について一緒に考え、支援しています。「患者さんとご家族の思いに寄り添う看護」を大切にしながら、スタッフ一丸となって日々がんばっています。
6階西病棟
呼吸器内科・一般内科・歯科口腔外科を主とした病棟です。
呼吸器内科では、肺癌の確定診断のための検査入院から化学療法や放射線療法等の治療過程の方、そしてターミナル期の方と各段階の患者さんの受け入れを行うとともに、慢性呼吸器疾患の患者さんを多く受け入れています。一般内科では、幅広い疾患の方が入院され、歯科口腔外科では手術目的の短期入院の方が多いです。
患者さんの年齢も10~90代までと幅広い年齢層の方が入院されています。
常に患者さんに寄り添い、患者さんやご家族の意向を大切にしながら、安心で安全な療養環境が提供できるように日々努力しています。また、多職種と協力して、退院後も患者さんが住み慣れた場所で不安なく生活できるように努めています。
7階西病棟
外科・泌尿器科を主とした病棟です。
手術、化学療法、放射線治療などの目的で入院される患者さんへ、質の高い医療が提供できるよう、医師・看護師・薬剤師・リハビリ・MSW等の多職種と協働してチーム医療を行っています。
治療に対する不安やつらさを少しでも軽減できるよう、わかりやすく丁寧な説明を心がけています。幅広い年齢や背景の方が治療を受けられるため、患者さんやご家族の思いに寄り添いながら、安心・安全な療養環境を提供できるように努めています。また、高齢の患者さんに対しては、手術後のせん妄を予防するために認知症チームが早期より介入し、お一人おひとりの状況に合わせた看護を提供しています。
スタッフは急性期ならではの忙しさの中でも、それぞれの「看護」を大切に仕事をしています。
職員間の良好なコミュニケーションと働きやすい環境づくりを意識しながら、質の高い看護が提供できるように尽力していきます。
8階東病棟
循環器内科と腎臓内科を主とした病棟です。
心不全・心筋梗塞・不整脈・腎不全の患者さんに対して、心臓カテーテル検査、PCI、アブレーション等の検査・治療入院、また透析導入や腎教育、リハビリテーションをすすめ、安心安全な看護が提供できるように日々努めています。
高齢化に伴い、心不全・腎不全の患者さんは年々増加の一途をたどっています。独居であったり、支えとなるご家族も患者さん同様高齢であったり、退院後の療養環境に不安を抱える患者さんも多くみえます。患者さんが望む療養先への退院を目指すためには、疾患を持ったまま、症状を悪化させないようにコントロールしていくことが大切です。
医師・看護師・薬剤師・栄養士・リハビリ・臨床工学技士をはじめとする多職種チームで協力しながら教育活動を積極的に行い、疾患を持ったままでもその人らしい生活を送って頂ける支援が行えるよう努めています。
8階西病棟
呼吸器内科を主とする病棟です。
急性期から慢性期の呼吸器疾患患者さんを受け入れています。また知多半島圏内で唯一、結核治療が行える結核モデル病床を10床有しており、知多半島内だけではなく、県内の様々な地域から患者さんを受け入れる体制を整えています。
患者さんやご家族の思いに耳を傾け、1日でも早く「元の生活の場」に戻れるよう、お一人おひとりに合わせた看護を考えながら、多職種や各種専門チームと力を合わせ質の高い医療の提供に努めています。
9階病棟(緩和ケア病棟)
2018年8月より県内で19施設目、また知多半島圏内で唯一の緩和ケア病棟として運営しています。各部屋からは、東海市・知多市の町並みや遠くは御嶽山、白山連峰を見ることができます。看護スタッフは、患者さんとそのご家族の意向や価値観を大切にしながらケアを実践しています。多職種によるチームアプローチを要に、がん患者さんが抱えるつらい症状を緩和し、「その人らしく」を支える心のこもったケアの提供に努めています。症状が落ち着いた患者さんは、自宅療養に向けた準備をお手伝いもしています。また、施設などの療養場所のご紹介もさせていただきます。
新型コロナ感染症対策のため、お茶会などのイベントを休止していましたが、2023年度末より少しずつ再開しています。
この地域にお住まいの皆様が住み慣れた場所で安心して療養できるように、地域の保健医療機関とも連携して環境を整える支援も積極的に実施しています。
集中治療センター
集中治療センターは、内科・外科系問わず、呼吸器、循環器、代謝、脳神経系、その他の重篤な急性臓器障害の患者に対し、24時間体制で集中的な治療・看護を行う部門です。
1日も早く回復に向かえるよう、医師を中心に様々な職種が協働してチーム医療を展開しています。看護師は、刻一刻と変化する患者の状態にいち早く気づき、迅速な対応が出来るよう、常にベッドサイドで患者・家族に寄り添い、一人ひとりの患者さんに最善な看護が提供できるよう日々努めています。
また、院内急変対応チームであるRRT(Rapid Response Team)を集中治療センターの医師・看護師が担っています。患者さんの重症化の徴候に気づいた医療スタッフからの出動要請にて24時間いつでも駆けつけ、迅速で適切な医療介入を行うことで、予期せぬ院内死亡率の低下を目指しています。
RRT出動時の様子です
手術センター
手術センターでは、年間約3,800件の手術に対応しています。医師、看護師、臨床工学技士など多職種でチームを組み、日々高度化・複雑化する手術に対応しながら365日24時間体制で緊急手術にも備えています。
スタッフには、手術看護認定看護師3名、特定看護師2名、周術期管理チーム看護師3名が所属してます。
周術期看護の充実を図りながら安全・安心な手術の提供に貢献できるようチームワークを大切にし、取り組んでいます。また、術後を見据えた周術期医療を提供するために、周術期外来や術前訪問・術後訪問を積極的に実践し、日々頑張っています。
救急診療センター
救急診療センターでは、24時間365日、救急科の医師を中心に軽症から重症まで全ての患者さんの初期診療を行っています。搬送患者以外にも、病院内の夜間緊急検査にも即時対応しています。
医師、看護師共に質の高い医療・看護の提供のため、日々知識や技術の習得に努め、互いに切磋琢磨しています。また、BLS・ICLS・JPTEC・JNTEC・トリアージナースやDMAT等、様々な資格やインストラクターを取得しているスタッフも多数在籍しており、皆が学び合える環境を作っています。
これからも、地域の患者さんが安心して受診できるように、スタッフ一丸となり、いきいきと笑顔で、地域の救急医療を盛り上げていきます。
外来
外来部門は32診療科の外来診療を中心に、外来化学療法センター、放射線治療センター、血液浄化センター、内視鏡センター、心臓のカテーテル治療、脳神経外科のカテーテル治療等専門性の高い看護を提供しています。
患者さんが外来受診から入院、退院後の生活まで安心して過ごすことが出来るように病棟や患者サポートセンターと常に連携を取っています。また外来には8名の認定看護師が在籍しており、専門性を発揮し継続看護に努めています。
病院理念である「すべては患者さんのために」を体現し、心暖かい外来を目指しています。
健診センター
健診センターは、医師、放射線技師、臨床検査技師、保健師、看護師、事務員など、多職種が連携し運営しています。
健診センターの特徴は、ワンフロアーでほとんどの検査を実施できることです。加えて婦人科検診と乳がん検診は女性専用コーナーを設けています。
健康診断は生活習慣病をはじめ、さまざまな病気の早期発見・早期治療につなげる重要な役割を担います。また、病気そのものを予防することも目的としています。病気の初期は自覚症状がなく、症状が現れる頃には、進行しているケースも少なくありません。症状がなくても、一年に一回の定期健診を習慣とし、笑顔の私たちに会いに来ていただければと思います。
病床・情報管理担当
病床担当とは、病床(ベッド)を効率的に運用するための管理・調整を行い、入院患者さんの受け入れをスムーズに進めます。退院情報を把握することで、ベッドを効率よく稼働させる業務を担っています。
主な業務
情報管理担当は、重症度、医療・看護必要度に関するデータ管理や看護管理などに必要なデータを収集し、管理・提供しています。また、電子カルテに関するトラブルの対応も業務として担当しています。