【認定看護師】
地域の方々の健康を守り、よりよい生活ができるよう外来通院から入院、在宅療養へとさまざまな場面で真心を込めてサポートさせていただきます。
ご相談のある方は「患者サポートセンター」または「各科外来」までご連絡ください。
乳がん看護認定看護師
工藤 優子
乳がん術後に、人工乳房、補整下着等の相談を行っています。また、乳がんに限らず、がん患者さんへ医療用ウィッグ、カバーメイクなどが必要となった方の相談・アピアランスケアに応じています。
「ひとりじゃないよ。笑って、泣いて、あたりまえの生活」をモットーに継続して関わり、応援、支援に努めます。
手術看護認定看護師
小澤 健・伊藤 宜宏・加納 朋美
令和6年4月より手術看護認定看護師は3名となりました。患者さんが安心して安全に手術を受けられるように、周術期外来や術前訪問による心理サポートに始まり、術後訪問による看護の評価までを手術看護として行っています。認定看護師は医療チーム間のマネジメントや相談、指導を行い、看護ケアの広がりと質の向上に努めています。患者さんやご家族が抱える、手術に対する悩みや不安が緩和できるように支援させていただきます。
皮膚・排泄ケア認定看護師
伊藤 裕子・濱本 ますみ・八木 泰代
褥瘡や下腿潰瘍などの創傷とストーマ、失禁のケアを専門的に行っています。難治性潰瘍・褥瘡やストーマケアでお困りの場合などご相談ください。処置・ケア方法などアドバイスさせていただきます。
ストーマ外来や訪問看護を通じ、患者さんが安心して日常生活が送れるようサポートします。また、入院から在宅に移行した患者さんに継続して関わっています。
がん化学療法看護認定看護師
小林 和子・岡村 健子
内服・点滴による抗がん剤治療の副作用に対する日常生活の工夫・対処の仕方、疾患・治療を含め、心配なことや気がかりなことについて、患者さんとその家族からの電話相談に応じます。必要な際には、病院での面談による相談も行っています。
日常生活の工夫をはじめ、抗がん剤治療による皮膚色の変化をカバーするメイクの相談、皮膚トラブルの対処などにも対応します。皮膚障害を最小限にできるよう、皮膚障害対策チームで支援していきます。
がん放射線療法看護認定看護師
古岩井 邦江
放射線療法を受ける患者さんやそのご家族の身体的、精神的ケアを行っています。
放射線治療時の意思決定支援やセルフケア指導、通院に対する不安や悩みなどのサポートをさせて頂きます。
治療効果が最大限に得られ、有害事象(副作用)は最小限となるように、医師、医学物理士、診療放射線技師、受付スタッフと協働しながらチーム医療を行っています。
決められたスケジュールで治療が完遂できるよう、症状緩和に努め、安全、安楽に治療が行えるように患者さんを主体とした援助をさせて頂きます。
摂食・嚥下障害看護認定看護師
佐々木 みさえ・東田 ひろみ・岡田 慶子・中川 友香
当院では外来患者さんを対象に、日帰り嚥下評価で嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査を実施します。摂食・嚥下障害の評価、誤嚥性肺炎や低栄養などを予防して口腔ケアや嚥下訓練を実施し、摂食・嚥下障害の改善・悪化予防に努めます。患者さんの食べたい気持ちを支え、食べる楽しみにつなげる援助をしていきます。
緩和ケア認定看護師
山本 起美代・竹内 美保
私たちは、がんと診断されたときからの緩和ケアを提供するため、緩和ケア病棟や患者サポートセンターに勤務しています。また、緩和ケア外来や緩和ケアチームラウンドも行っています。患者サロンルームを窓口としたがん相談・遺族ケアのご相談にも応じます。身体的症状のつらさのみでなく、気持ちのつらさ、社会的つらさが緩和できるように患者さん・ご家族に寄り添い、自分らしく生きるためにともに考えながら支援しています。
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
東崎 生弦・筒井 雅惠
脳卒中による運動障害や失語などのさまざまな障害に対し、患者さんの持っている可能性を引き出し、その人らしく暮らせることを目指して支援させていただきます。退院後の生活指導や相談も行っています。
認知症看護認定看護師
大堀 ひとみ
認知症の方は入院により、住み慣れた生活環境とは異なる環境に置かれます。そのため、認知症の悪化やせん妄を引き起こすことが少なくありません。適切な治療や支援を受けていただくために、DST(認知症サポートチーム)の介入を行っています。「認知症の方の世界を大切にし、その人らしさを尊重しながら、ありのままを受け止める」ことを目指して支援させていただきます。
慢性呼吸器疾患看護認定看護師
竹内 圭二郎
慢性呼吸器疾患特有の心身の苦痛が緩和できるように生活の中での動作の工夫をし、医師の指示のもと酸素療法の教育や実践などを行います。
患者さんが入院を繰り返さず、患者さんやその家族がその人らしい生活を送れるよう、価値観やライフスタイルなど療養生活を自己管理できるよう支援し、看護の実践を行っていきます。
感染管理認定看護師
赤嵜 大志・山田 昌矢
病院を利用するすべての人々を感染源から守る役割を担っています。また、連携施設を中心とした、地域における感染対策の支援も行っています。感染対策でお困りのことがありましたら、お気軽に感染対策室までご相談ください。
がん性疼痛看護認定看護師
伊瀨 志穂
がんと診断されたときから治療期も含めて治療の妨げとならないよう、患者さんそれぞれにあった痛み止めの使い方、正しい薬物療法についてサポートさせていただきます。薬と痛みの緩和ケア方法を組み合わせ、患者さんとご家族の心に寄り添いながら「その人らしく」、よりよい時間を過ごせるよう、力を尽くします。
救急認定看護師
池野 歓樹
救急外来には、突然の病気の発症や外傷、病状の悪化などで多くの患者さんが訪れます。年齢・性別などもさまざまな患者さんが来院され、家族の方も不安や精神的ストレスを抱えてしまうことが多々あります。
日々勉強会やシミュレーションを行うことで、来院された患者さんとそのご家族に対し、的確な判断に基づいた看護の提供や心のケアができるよう努めています。
地域の方々が安心して受診できるよう継続的に学びを深めるとともに、災害に備えて日頃からチームで意識を高める活動も行っています。
クリティカルケア
児玉 千絵
疾病や外傷などで生命の危機的な状況に陥っている重症患者さんに対し重症度、緊急度を判断し、重症化回避、早期回復に向けてケアを実施しています。身体的ケアだけでなく心理・社会的な側面からも支援させて頂いています。
また、特定行為を活かし人工呼吸管理・呼吸機能回復に向けてサポートをさせて頂いています。
認定看護管理者
萩原 裕美子・安藤 由美・倉崎 宣子
地域の方々から愛され信頼される病院を目指し、日々看護管理業務を行っています。
チーム医療を推進し、職員一人ひとりがやりがいを持ち働き続けられる職場となるよう、部署の課題達成の支援をしています。
病院の理念のもと、地域の方々との絆を大切に身近で安心できる看護局を目標に、組織が発展できるよう、力を合わせて取り組んでいます。
【特定看護師】
クリティカルケア認定看護師・特定看護師
児玉 千絵
特定行為研修が組み込まれた新たな認定看護師教育が始まり、2023年にクリティカルケア認定看護師を取得しました。研修中は、麻酔科医師や特定看護師の指導のもと特定行為研修も行いました。資格取得後は集中治療センターに所属し、特定行為を活用してカテコラミン・電解質・降圧剤・利尿剤など持続点滴の調整や、人工呼吸器管理を必要とする患者さんに対して人工呼吸器の管理・調整・離脱、鎮静薬の投与量調整を行っています。
特定行為は、患者さんの状態変化に合わせて医師の指示を待たず迅速に処置を提供することができます。少しでも患者さんの負担を軽減して、早期回復を支援していきたいと思います。
術中麻酔管理領域特定看護師
石本 輝之・東 綱寛
特定看護師2名は、麻酔科医師と協働して術中麻酔管理の業務を行っています。手術室看護師が麻酔管理に関する考えを理解することは、より質の高い手術看護の提供につながると考えています。手術室看護師としての経験も豊富なため、麻酔管理をしながら手術室看護師のサポートも行っています。
各科医師の依頼でPICC(末梢挿入式中心静脈カテーテル)挿入も行っています。PICCはIVH(中心静脈栄養)と同じ中心静脈にカテーテルを留置しますが、IVHとは違い、首からカテーテルを挿入するのではなく、上腕から挿入します。上腕から挿入することで、肺や大きな血管を損傷するリスクが低くなります。さらに点滴のように漏れて腕が腫れたり、何度も入れ替える必要がありません。採血も可能で、針を刺す回数を減らすことができます。特定看護師がこれらの行為を担うことは医師や看護師の負担軽減の一助となっています。
術中麻酔管理
PICC留置