看護補助員(ナースエイド)のお仕事を紹介します
エイドのお仕事の内容は?
医療・看護の現場で、看護師と共に患者さんのサポートをしています。患者さんの食事のお世話や入浴の介助などの身の回りのお世話をします。また、患者さんを車椅子やストレッチャーで検査室やリハビリ室まで移送するなどの仕事をします。時には患者さんとお話したり、一緒に折り紙を折ったりと、ちょっとしたホッとする時間を患者さんと共に過ごします。一番大切なことは患者さんを笑顔でやさしくサポートすることです。
エイドにインタビューしてみました!
大切にしていることは?
自分が患者さんの立場だったら・・・という気持ちを常にもつこと(どんなことをしてもらえると助かるのか、嬉しいのかなど)です。
仕事をしていて良かったことは?
患者さんが元気になっていく姿を見る時退院される時、笑顔で「ありがとうございました」という声をかけて頂いた時私たちの声かけが患者さんの励みになり、患者さんの声が私の励みになっています。
仕事を続けられている理由は?
やっぱり『人』です。医療の知識や経験がなく不安だらけの私に丁寧に仕事を教えてくれたスタッフ達。この輪の中に勇気を持って飛び込めた自分がいるからこそ 今の私があります。
エイドのある日の一日を見てみましょう!
エイドのための研修は?
エイドがチームの一員として安全で適切に業務を遂行するために、年1回、以下の内容を含めた院内研修を行っています。
組織役割・守秘義務
チームの一員としての自覚と責任ある行動がとれるように、医療現場に必要な基本姿勢と態度(看護職員との協働・接遇・倫理・個人情報保護と守秘義務・身だしなみ)を学んでいます。たとえば、エイドは患者さんにとって、とても身近な存在であり色々な話を患者さんからお聞きします。もちろん、患者さんと良好なコミュニケーションをとれるように心がけなくてはいけません。しかし、聞いた話を必要時以外は院内でも院外(家庭)でも話してはいけません。このように個人情報保護と守秘義務についても学んでいきます。
感染管理
業務に必要な知識と技術の一つであり、病院職員として感染症に対する標準予防策について学んでいます。患者さんだけではなく、エイド自身を感染から守るための対策です。そして環境整備ができるように演習を行っています。
患者の安全を守る
看護チームの一員として危険に対する感性を磨き、患者の安全を守る行動を身につけるための研修です。「患者さんの身の回りに起こりうる危険を察知できる」「日々の業務を安全に、医療スタッフと協力しながら実施できる」ようにグループワーク形式で学んでいます。