認定施設
認定薬剤師・専門薬剤師等
保有資格名 | |
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日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 | 3人 |
日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師 | 6人 |
日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 | 1人 |
日本医療薬学会 薬物療法指導薬剤師 | 1人 |
日本医療薬学会 薬物療法専門薬剤師 | 1人 |
薬学教育協議会 認定実務実習指導薬剤師 | 5人 |
日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士 | 4人 |
日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 | 1人 |
日本くすりと糖尿病学会 糖尿病薬物療法准認定薬剤師 | 1人 |
日本腎臓病薬物療法学会 腎臓病薬物療法単位履修終了薬剤師 | 1人 |
日本アンチ・ドーピング機構 公認スポーツファーマシスト | 1人 |
日本病院薬剤師会 感染制御専門薬剤師 | 3人 |
日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師 | 2人 |
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 | 3人 |
日本結核・非結核性抗酸菌症学会 登録抗酸菌症エキスパート | 1人 |
日本医療薬学会 がん指導薬剤師 | 2人 |
日本医療薬学会 がん専門薬剤師 | 3人 |
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 | 1人 |
日本緩和医療薬学会 緩和医療暫定指導薬剤師 | 1人 |
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 | 1人 |
日本薬局学会 認知症研修認定薬剤師 | 1人 |
日本骨粗鬆症学会 骨粗鬆症マネージャー | 1人 |
認定実務実習指導薬剤師
認定実務実習指導薬剤師は日本薬剤師研修センターから認定を受けた、医療現場における長期実務実習の際に指導にあたることができる薬剤師です。
当薬剤科では7名の薬剤師が認定を受け、実習を構成しています。実際の指導は薬剤科スタッフ全員で行うだけでなく、医師・看護師など多職種の協力を受けながら、病院全体での実習となります。
臨床を経験することにより臨床対応能力が向上するように心がけて実務実習を受け入れています。
栄養サポートチーム専門療法士
当院での栄養サポートチーム(NST)活動は東海市民病院、知多市民病院の合併前から通算すると12年となります。
対象となるのはすべての病棟に入院している患者さんです。そのため、薬剤管理指導などを通して患者さんの病状や治療内容などを把握している各病棟担当の薬剤師が病棟ごとのカンファレンスに参加しています。
また、栄養サポートチーム専門療法士の認定を受けている薬剤師は4名います。薬の専門家として栄養目的の輸液や栄養剤の選択、投与方法などに積極的に関わっています。
日本糖尿病療養指導士 / 糖尿病薬物療法准認定薬剤師
日本糖尿病療養指導士(CDEJ)は、医師の指示のもとで熟練した療養指導を行うことができる医療従事者です。私たちCDEJは、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士で構成されており、それぞれの専門性を活かし、患者さんの糖尿病に最も大切な自己管理(療養)のサポートをさせていただきます。
糖尿病薬物療法准認定薬剤師は、糖尿病療養指導の中で「薬物療法」に関する十分な知識および技能を有する薬剤師を養成するために創立されました。薬剤師としての専門性を活かして他職種と協力し、高度化する医療の中で良質かつ安全な薬物療法を提供できるよう努めています。
日本腎臓病薬物療法認定薬剤師 / 腎臓病療養指導士
透析や腎移植を受けられる患者さんの増加に伴い、新たな国民病として慢性腎臓病が注目されています。
日本腎臓病薬物療法専門・認定薬剤師制度は、透析患者さんを含めた腎不全患者さんの多彩な合併症に対する最適な薬物療法の提供、心血管合併症の予防、中毒性副作用の防止、薬剤性腎機能障害の防止など、腎機能の低下した患者さんへの薬物適正使用を推進できるよう2012年に設立され、2020年9月現在、全国で専門薬剤師20名、認定薬剤師139名となりました。患者さんに安心・安全に薬物療法を受けていただけるよう日々の業務に取り組んでいます。
腎臓病療養指導士制度は、チーム医療と医療連携により質の高い療養指導を提供するために2017年度に創立されました。看護師、管理栄養士、薬剤師で構成されており、それぞれの専門性を活かしながら職種横断的に患者さんの療養をサポートさせていただきます。
公認スポーツファーマシスト
公認スポーツファーマシストは、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が創設した認定制度です。
意図的な禁止物質の摂取は問題外ですが、不注意で禁止物質を摂取してしまうのが「うっかりドーピング」です。薬剤師が医薬品の知識とドーピング防止およびスポーツに関する知識を活用して、選手を「うっかりドーピング」の悲劇から守るための資格です。病院薬剤師よりも保険薬局の薬剤師でより必要とされる資格とされるものの、スポーツ選手が病院を受診した際、医師より処方可能な薬剤について質問を受けることもあります。現在はインターネットなどで情報を得ることもできますが、禁止物質は毎年改訂があるため、それを把握し、正しい情報を提供するために重要な役割を果たしています。
日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師・感染制御専門薬剤師 / 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 / 日本病院会 感染制御スタッフ
当院は、安全な医療を提供することを第一の使命としています。特に、医療の質と安全の保障には院内の感染管理体制の強化が欠かせません。
当院の院内感染対策組織では感染制御チーム(ICT)と抗菌薬適正使用支援チーム(AST)が構成され、医師・薬剤師・看護師・臨床検査技師が協働して活動しています。昨今はAMR(薬剤耐性)が世界的な問題となり、耐性菌発生防止のための適切な抗菌薬療法の推進が求められています。薬剤師は血液培養陽性者、耐性菌検出者、特定抗菌薬使用者など感染症患者を常に監視して抗菌薬の選択や用法用量、投与期間の適正化など感染症治療に参画しています。
また、病院薬剤師会の教育委員会に所属して感染制御認定・専門薬剤師の育成にも尽力しています。
日本医療薬学会 がん指導薬剤師・がん専門薬剤師
がん専門薬剤師認定制度は、2009年11月に発足しました。2022年2月現在、がん専門薬剤師は全国で731名認定されています。がん専門薬剤師は、がん薬物療法などについて高度な知識・技術と臨床経験を備え、がん治療を受けていただく方、その家族の方のサポートをする薬剤師です。
「がん」と言われたとき、それを受け止めて前向きに治療を受けていくのはとても大変なことです。がん専門薬剤師は、がん治療を受けていただく方が自分らしく生きていけるよう、また家族の方が安心して見守っていけるようお手伝いさせていただくサポーターです。ぜひお気軽にお声がけください。心をこめてサポートします。
また、当院は「がん専門薬剤師研修施設」になっています。5年間の研修期間を経て、がん専門薬剤師の受験資格条件の一つを得ることができます。治療選択が適正であるかを評価し、がん治療を受けていただく方・主治医・薬剤師と共同で話し合い、最も適した治療選択へつなげていけるよう「がん専門薬剤師になりたい!」と願う薬剤師・薬学生の方、お気軽にお問い合わせください。
日本緩和医療薬学会 緩和医療暫定指導薬剤師・緩和薬物療法認定薬剤師
緩和薬物療法認定薬剤師制度は、緩和医療においてその普及活動とともに患者の生活の質(QOL)の向上のため、よりよい薬物療法の提供・支援を目指し、多職種と連携し、緩和医療の充実・発展に努めるため、2009年に発足しました。
当院では医師・看護師・薬剤師を中心とした多職種で構成された緩和ケアチームが活動を行っており、病気と診断された時から緩和ケアに取り組み、痛みや吐き気などの身体のつらさや心のつらさなど全人的苦痛の緩和に努めています。その中で、薬剤師として適切な薬物治療や副作用予防などを中心に患者さんに安心して、安全な医療を提供できるよう心がけています。また、患者さんが最期まで自分らしい生活を送ることができるよう患者さんとご家族を支援しています。
また、当院は「緩和医療専門薬剤師研修施設」になっています。薬物療法と緩和ケア等に関する5年間の研修を経て、緩和医療専門薬剤師の申請資格の条件を満たすことができます。
日本薬局学会 認知症研修認定薬剤師
日本は急速な高齢化が進んでおり、それに伴い認知症有病率も増加しています。
2012年に「新オレンジプラン」が策定され、地域・多職種で認知症の患者さんや家族をサポートしていく時代になってきています。認知症研修認定薬剤師は2015年7月に創設され、認知症領域において専門的立場から適切な助言や対応を行っています。認知症サポートチーム(DST)の一員として、他の職種とともに薬剤師の専門性を活かして患者さんを支援しています。
骨粗鬆症学会 骨粗鬆症マネージャー
骨粗鬆症マネージャーとは、骨粗鬆症診療支援サービスの役割を担う骨粗鬆症に関する知識を有するメディカルスタッフのことで、2015年4月に誕生しました。骨粗鬆症支援サービスとは、医師および多職種のメディカルスタッフが相互に連携しながら実施する骨粗鬆症の予防と改善および骨折防止の取り組みです。治療率と治療継続率の向上を目的としています。
病院薬剤師として入院中の患者さんやそのご家族に服薬指導を行い、退院後も骨粗鬆症治療薬を継続して服薬していただけるようサポートしています。