外来担当医表
令和8年1月分
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 備考 |
| 服部 正興 | 冨田 明宏 | 平田 明裕 | 服部 正興 | 平田 明裕 | |
| 新冨 秀治 | 荒川 拓也 | 柴田 淳平 | 荒川 拓也 | 鈴木 真理香 | |
| (江畑 智希) | (江畑 智希) | (江畑 智希) | 渡邊 哲也 | ||
令和7年12月分
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 備考 |
| 服部 正興 | 冨田 明宏 | 平田 明裕 | 服部 正興 | 平田 明裕 | |
| 新冨 秀治 | 荒川 拓也 | 柴田 淳平 | 今瀧 裕允 | 鈴木 真理香 | |
| 荒川 拓也 | |||||
| (江畑 智希) | (江畑 智希) | (江畑 智希) | 渡邊 哲也 | ||
※医師の都合により、急遽変更となる場合がございますので、ご了承ください。
当科の概要・特色
- 消化器外科担当医師全員で、手術用ロボットを用いた低侵襲手術を胃がん、大腸がんに対して積極的に行っています。またそのほかの腹部胸部手術に対しては、腹腔鏡・胸腔鏡を用いて低侵襲手術を心がけています。
- 相反して進行がん、肝胆膵領域などの根治性を重視した拡大手術を積極的に行っています。
- 知多半島の医療を支える病院の一つとして腹部救急手術を365日対応できるようにしています。
- 持続可能な医療を目指して、次世代のロボット・鏡視下手術の担い手となる外科医の教育に積極的に携わっています。
- 名古屋大学附属病院外科、呼吸器外科、血管外科などと連携してより専門性の高い治療も行っています。
当科は常勤医師と呼吸器外科、肝胆膵外科、血管外科の非常勤医師で、様々な疾患の外科診療を行っています。その診療範囲は胃・大腸・肝臓・胆道・膵臓・脾臓などの消化器疾患を中心に、乳腺疾患、甲状腺・副甲状腺・副腎などの内分泌疾患、肺などの呼吸器疾患、末梢静脈などの血管疾患など多岐にわたります。
消化器内科・糖尿病・内分泌内科・呼吸器内科などと密接に連携し各種画像診断を利用した、正確な術前診断を行い、それぞれの患者さんごとにその病態に応じた適切な術式を選択することを信条としています。手術に際しては当院で施行可能な胃がん・大腸がんに対しては手術支援ロボットダビンチXi🄬を用いて、精密精緻かつ低侵襲な手術を行っています。
そのほか各種がんなどに対して、腹腔鏡、胸腔鏡を積極的に使用して、低侵襲手術を行っています。胸腔鏡下食道切除術、腹腔鏡下胃全摘術・胃切除術、腹腔鏡下肝葉切除術・肝区域切除術、腹腔鏡下膵体尾部切除術、腹腔鏡下直腸切断術・側方郭清などを積極的に行っています。また胆石症・そけいヘルニアなどの良性疾患の手術だけではなく、虫垂炎・胆嚢炎・腸閉塞・腹膜炎などの緊急手術においても症例に応じて、腹腔鏡下手術を積極的に行い患者さんへの負担が少なくなるよう努めています。
進行がんに対しては、腹腔鏡あるいは開腹手術で術前診断に基づいた過不足のない手術を心がけています。肝細胞がん、転移性肝腫瘍、肝門部胆管がん、胆のうがんなどや他の領域の進行がん、他臓器浸潤がんに対しては術前に血管の詳細な3D画像を作成し、シミュレーションを行い、術中は造影超音波などを使用して、より安全で侵襲が少なく、病変を確実に取り除くように心がけています。
知多半島の医療を支える病院の一つとして腹部救急手術に365日対応しています。救急科と連携し速やかな診断、腹腔鏡を中心とした低侵襲緊急手術、麻酔科との連携による手術中の麻酔管理および集中治療を行っています。一人一人の患者さんに寄り添い、急な病気・重度な病気の際もなるべく早く日常に戻れるよう、少しでもより回復できるよう務めています。
継続してこの地域の医療を担えるように積極的に外科医の教育にも携わっています。専攻医以降なるべく早い段階で、ロボット支援下、鏡視下を主として、広範囲の領域の手術を経験・執刀していただきます。我々の知識と技術を受け継ぐことにより、次世代の医療者として力を発揮していただきます。次世代の医療者が、またこの地域の人々・知多半島の人々に寄り添っていくそんな未来をめざします。

対象疾患・診療内容
当科で主に取り扱う疾患とその治療についてご紹介します。
上部消化管(食道がん、胃がん)
胃がんに対しては、上部消化管内視鏡で切除できないような早期胃がん、進行がんに対してロボット支援下手術を中心に治療をしています。必要に応じて進行胃がんでは開腹手術で徹底したリンパ節郭清や多臓器合併切除を行い、がんの完全切除による根治性の向上を行っています。胃の粘膜下腫瘍、十二指腸の腫瘍など特殊な症例に対しては、消化器内科と連携しつつ上部消化管内視鏡併用腹腔鏡下手術を行っています。
食道がんに対しては胸腔鏡下食道切除術を行っています。

下部消化管(結腸がん、直腸がん)
大腸がん(結腸がん、直腸がん)に対しても、ロボット支援下手術を中心に治療をしています。低侵襲性と根治性を併せ持った治療を心がけています。また下部直腸がんにたいしてもロボット支援下直腸超低位前方切除や会陰式直腸切断術を側方郭清とともに行っています。肛門に近い直腸がんでは残念ながら肛門が残せずに人工肛門となってしまう場合もあります。当院では常勤の皮膚・排泄ケア認定看護師を有しており、術後も日常生活を快適に過ごせるようにサポートをさせていただいております。
肝胆膵(肝細胞がん、転移性肝腫瘍、胆管がん、胆のうがん、膵がん)
肝胆膵領域は、他の領域にくらべて、解剖が複雑ですので、術前に血管の詳細な3D画像を作成し、シミュレーションを行い術中は造影超音波などを使用して、より安全で侵襲が少なく、病変を確実に取り除く過不足の無い手術を心がけています。肝胆膵領域では、手術の複雑さから開腹手術を要することも多いですが、肝細胞がん、転移性肝腫瘍などに対する腹腔鏡下肝葉切除、肝区域切除、肝部分切除や、膵がんならびに膵腫瘍に対する腹腔鏡下膵体尾部切除術など、この領域でも腹腔鏡下手術に力を入れ、過不足のない手術を可能な限り低侵襲に行っています。

化学治療、放射線治療、緩和治療
がんの治療において食道がん、膵がん、直腸がんなどを中心に術前化学(放射線)治療や、術後補助化学療法を行っています。外来化学療法室を中心に治療しています。
乳腺(乳がん)
乳腺外科と協力して診療にあたっています。詳しくは乳腺外科を参照ください。
胆のう(胆石症)
胆石症とは、胆汁の成分が胆のうの中で固まって石ができる病気です。無症状で小さな胆石症の場合は様子をみても問題ありませんが、大きな石や、おなかが痛むなど症状のある胆石症は、放置しておくと胆のう炎、胆管炎や膵炎の原因となるので腹腔鏡下胆嚢摘出術をおすすめします。
そけいヘルニア(脱腸)
そけいとは太ももの付け根の場所をいい、そけいヘルニアはそけい部をおおっている筋肉のつなぎ目の部位が年とともに弱くなり穴が空くことで、その穴から腸や内臓脂肪がおなかの外に飛び出してくる病気です。
一般に「脱腸」とも呼ばれており、症状はそけい部が丸く盛り上がり、不快感や痛みを伴うこともあります。腸が飛び出したまま戻らなくなることを「ヘルニア陥頓(かんとん)」と呼びます。この状態のまま放置すると腸の血流が止ってしまい、いずれ腸が腐って穴が空き腹膜炎になります。この場合は緊急手術を行い腸管の切除と腹腔内の洗浄を行ないますが、時として命にかかわります。そけいヘルニアは手術以外に根本的な治療法はありませんし、放置しておくと徐々に大きくなり、手術が困難になったり、ヘルニア陥頓となり命にかかわったりするため、症状が出現したら早めの腹腔鏡下ヘルニア根治術をおすすめします。

肛門疾患(痔核)
肛門疾患で最も多いものは痔核です。痔核とはいわゆるいぼ痔のことを言い、肛門の内側にできる内痔核と外側にできる外痔核の2種類があります。いずれも肛門内にある静脈が拡張したもので、症状は脱出、出血、いぼが触れるなどです。血栓性外痔核といって血液がうっ血して固まってしまい大きくなったものや、内痔核が飛び出して挟まってしまったものは痛みを伴うことがあります。投薬で改善しない症例は、積極的に専門病院に紹介しています。
その他の診療内容
虫垂炎・胆嚢炎・腸閉塞などの腹部救急疾患については、夜間、休日であっても知多半島の医療を支える病院の一つとして腹部救急手術に365日対応しています。救急科と連携し速やかな診断、腹腔鏡を中心とした低侵襲緊急手術、麻酔科との連携による手術中の麻酔管理および集中治療を行っています。一人一人の患者さんに寄り添い、急な病気・重度な病気の際もなるべく早く日常に戻れるよう、少しでもより回復できるよう努めています。
当科での研修に興味がある医学生・若手医師の皆さんへ
当科では、外科・消化器外科・乳腺外科の未来を担う医学生・若手医師の皆さんを歓迎しています。知多半島の中核病院として、救急からがん診療まで幅広い疾患に触れる機会があり、日々の診療を通じて総合的な臨床力を身につけることができます。
当科の特徴は、早い段階から手術に深くかかわり、ロボット支援下手術を含めて、執刀経験を積めることです。すべての手術は指導医の厳密な監督下で行い、術前評価・手術計画・術中判断・術後管理まで丁寧に指導します。患者さんにとっての安全と治療成績を最優先に、確実な手術を提供します。
研修では、段階に応じた体系的なトレーニングを通じて、できるだけ早く“自ら執刀し、治療できる外科医”へ成長できる環境を整えています。そして私たちが何より大切にしているのは、若手外科医の成長が、そのまま地域医療の質の向上につながるということです。外科医が育つことで、地域の患者さんは、遠方の大病院へ移動しなくても、身近な場所で安全で質の高い外科医療を受けられるようになります。私たちは教育を「病院のため」だけではなく、地域の方々へ医療として還元するための投資と考えています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ見学にお越しください。皆さんと一緒に、この地域に貢献できる外科医療をつくっていけることを楽しみにしています。
外科手術件数
| 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | ||
| 全麻総数 | 719 | 803 | 780 | 803 | |
| 全ロボット支援下手術 | 0 | 13 | 53 | 110 | |
| 全鏡視下手術 | 545 | 541 | 534 | 590 | |
| 胃手術 | 35 | 37 | 36 | 38 | |
| 鏡視下手術 | 34 | 34 | 32 | 36 | |
| ロボット | 0 | 9 | 27 | ||
| 結腸手術 | 85 | 73 | 88 | 84 | |
| 鏡視下手術 | 69 | 50 | 63 | 66 | |
| ロボット | 3 | 30 | 53 | ||
| 直腸手術 | 32 | 55 | 35 | 38 | |
| 鏡視下手術 | 29 | 50 | 31 | 34 | |
| ロボット | 10 | 12 | 31 | ||
| 食道切除術鏡視下 | 2 | 7 | 4 | 5 | |
| 膵頭十二指腸切除術 | 7 | 10 | 8 | 11 | |
| 膵体尾部切除 | 4 | 6 | 7 | 4 | |
| 鏡視下手術 | 4 | 4 | 4 | 3 | |
| 肝臓手術 | 28 | 26 | 24 | 23 | |
| 鏡視下手術 | 18 | 16 | 19 | 15 | |
| ヘルニア大人 | 145 | 140 | 131 | 131 | |
| 鏡視下手術 | 123 | 126 | 116 | 117 | |
| 良性胆道疾患 | 129 | 159 | 117 | 148 | |
| 鏡視下手術 | 125 | 156 | 116 | 147 | |
| イレウス | 27 | 39 | 40 | 47 | |
| 鏡視下手術 | 20 | 21 | 28 | 36 | |
| 乳腺手術 | 96 | 110 | 137 | 105 | |
| 全麻総数 | 719 | 803 | 780 | 803 | |
| 麻酔科麻酔 | 719 | 803 | 780 | 803 | |
| うち緊急 | 204 | 232 | 223 | 277 |
※表に記載していない手術術式があるため、合計値は一致しないもの。
常勤医師紹介
| 氏名 | 役職 | 主な認定資格 |
| 吉原 基 | 院長 (乳腺外科兼務) |
日本外科学会外科専門医 日本乳がん学会認定医・乳腺専門医・乳腺指導医 日本消化器外科学会認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 臨床研修指導医講習会修了 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医 日本乳がん検診精度管理中央機構乳がん検診超音波検査実施・判定医 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会責任医師 がんのリハビリテーション研修ワークショップ修了 遺伝性乳がん卵巣がん総合診療協力施設診療責任者・実施医師 日本DMAT隊員 緩和ケア研修会修了 |
| 服部 正興 | 副院長 医務局長 外科主任部長 呼吸器外科部長 消化器外科部長 血管外科部長 |
医学博士 日本外科学会外科専門医 日本外科学会外科指導医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本消化器外科学会消化器外科専門医 日本消化器外科学会消化器外科指導医 東海外科学会評議員 日本DMAT隊員 ドクターヘリ従事者研修修了 臨床研修指導医講習会修了 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了 愛知県災害医療コーディネーター 麻酔科標榜医 da Vinci Certificate(手術支援ロボット「ダビンチ」執刀ライセンス) 日本ロボット外科学会ロボット外科専門医(国内B級) 医療安全管理者養成研修修了 |
| 平田 明裕 | 外科部長 | 医学博士 日本外科学会外科専門医 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医 日本静脈経腸栄養学会TNT研修会修了 がんのリハビリテーション研修会修了 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了 臨床研修指導医講習会修了 日本消化器外科学会消化器外科専門医 da Vinci Certificate(手術支援ロボット「ダビンチ」執刀ライセンス) |
| 冨田 明宏 | 外科医長 | 医学博士 日本外科学会外科専門医 日本外科学会外科指導医 日本消化器外科学会消化器外科専門医 日本消化器外科学会消化器外科指導医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本消化器病学会消化器病専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本静脈経腸栄養学会TNT研修会修了 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了 がんのリハビリテーション研修会修了 臨床研修指導医講習会修了 麻酔科標榜医 da Vinci Certificate(手術支援ロボット「ダビンチ」執刀ライセンス) |
| 荒川 拓也 | 外科医長 | 臨床研修指導医研修修了 da Vinci First Assistant(手術支援ロボット「ダビンチ」助手ライセンス) |
| 柴田 淳平 | 外科医長 | 日本外科学会外科専門医 日本専門医機構外科専門医 日本消化器外科学会消化器外科専門医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了 外傷外科手術治療戦略(SSTT)1日コース修了 JATECコース修了 JPTECコース修了 JMECCコース修了 名古屋大学大学院医学系研究科小児外科学講座客員研究員 センハンスサージカルシステム 術者研修修了 da Vinci Certificate(手術支援ロボット「ダビンチ」執刀ライセンス) |
| 今瀧 裕允 | 外科医長 | 日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了 JATECコース修了 日本外科学会外科専門医 日本消化器外科学会消化器外科専門医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本専門医機構外科専門医 da Vinci Certificate(手術支援ロボット「ダビンチ」執刀ライセンス) 四段階注射法講習会修了(内痔核硬化療法ALTA) 日本ロボット外科学会ロボット外科専門医(国内B級) |
| 鈴木 真理香 | 外科医長 | 日本専門医機構外科専門医 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医 JATECコース修了 緩和ケア研修会修了 da Vinci Certificate(手術支援ロボット「ダビンチ」執刀ライセンス) |
(注:主な認定資格には、厚生労働大臣が届出を受理していない専門性資格等を含みます。)