知多半島医療圏北部エリア地域災害医療研修を行いました!
令和7年(2025年)9月21日に「令和7年度知多半島医療圏北部エリア地域災害医療研修」を開催し、知多半島北部地域(東海市・知多市・大府市・東浦町)から、5施設の医療機関に勤務する医療従事者はじめ、市役所の関係職員の方など30名に参加していただきました。
本研修は、START法やPAT法によるトリアージ、タグの記載などから、患者役を設けての救護所活動ロールプレイ研修を行うなど、災害時の対応力向上を図ることを目的に、令和4年(2022年)から開催し、今回で4回目になります。
また、災害発生時は、地域の関係機関との連携は必要不可欠となるため、「顔の見える関係」の取組みとして、各行政の災害時の体制等情報共有を行うディスカッションの時間を設けるなど、地域の連携体制構築にも大変有意義なものになりました。
今後も災害拠点病院として、本研修などを通じて災害に強い地域づくりに貢献できるよう努めて参ります。
【参加者からのアンケート結果より(原文ママ)】
・情報としては分かってはいたが、実践をすることでより理解が深まった。(医師)
・PAT法の実習や救護所運営のシミュレーションは勉強になった。(医師)
・実際の動きが演習で確認できると、自分の不足している知識がよく分かりました。来年もまだ参加していない職員をつれて参加したいと思います。(保健師)
・災害時のことについて演習やグループワークもまじえて学ばせていただき、知識の習得もできましたし、意識を高めることができました。今後も意識を高くもって、積極的に研修等にも参加していきます。(保健師)