基本情報 地域医療支援病院
当院は、平成30年10月30日に愛知県知事より「地域医療支援病院」の承認を受けました。これまで以上に地域の医療機関と連携・協力しながら医療の質とサービスの向上に努め、みなさまに信頼される病院として地域医療に貢献してまいります。
地域医療支援病院の役割
「地域完結型医療」の中心的役割を担うのが「地域医療支援病院」です。地域の医療機関を支援することで地域全体の医療の質が向上し、地域のみなさまによりよい医療が提供できるようになります。
- 地域の医療機関との連携
かかりつけ医などから紹介された患者さんを積極的に受け入れています。また、病状が安定した後は、かかりつけ医のもとでその後の経過を見ていただきます。 - 救急対応
救急車等での搬送や地域の医療機関から紹介された入院が必要と思われる患者さん、夜間や休日に突然の症状やけがでお困りの患者さんを24時間受け入れています。 - 医療機器等の共同利用
当院の医療機器(CT・MRIなど)や施設(図書室・会議室など)の共同利用を推進しています。 - 登録医との共同診療
当院の登録医からの紹介により入院となった患者さんに対し、登録医と当院担当医が共同で診療を行うこともできます。 - 地域の医療従事者に対する研修の実施
地域の医療従事者の資質の向上に役立ててもらうための研修会や症例検討会を開催しています。

地域完結型医療の推進
当院は「地域完結型医療」を推進しています。「地域完結型医療」とは、患者さんの身近な地域の中で、それぞれの病院や診療所・クリニック等が、その特長を活かしながら役割を分担して、病気の診断や治療、検査、健康相談等を行い、地域の医療機関全体で1つの病院のような機能を持ち、切れ目の無い医療を提供していこうというものです。
けがの初期治療や慢性疾患の投薬等は身近な地域の「かかりつけ医」が受け持ち、専門的な治療や高度な検査、入院治療、救急医療は地域の中核病院が受け持つ形です。
また、急性期の治療が終了し病状が安定した場合は「かかりつけ医」などの地域の医療機関で診療を継続していただきます。