外来化学療法センターChemical Treatment Center

当部門の概要・特色

外来化学療法センターは、患者さんが通院で安全に化学療法を受けるための施設です。医師1名(曜日ごとに当番医師が対応します)、看護師5~6名、薬剤師3~6名の体制で治療を担当しています。担当する看護師は、がん化学療法看護認定看護師または化学療法看護で5年以上の経験を有しています。治療について説明を担当する薬剤師はがん専門薬剤師です。

心配なこと、不安なことなどがあれば、当センタースタッフまでお気軽にお声がけください。いろいろな悩みを一緒に解決していけるようにお手伝いさせていただきます。

治療の流れ

安心して治療を受けていただくために

1.治療前日

医師がオーダーした薬の投与量、スケジュール、投与間隔、検査などの適正について看護師・薬剤師が確認し、治療薬の準備を行います。

2.治療当日

治療内容、副作用歴、注意事項などを当日担当する看護師・薬剤師で情報共有します。
血液検査結果のチェックをし、医師が診察します。

3.治療中

安全、安心を最優先とした治療につながるよう医師、看護師、薬剤師が頻回にベッドを巡回します。

副作用かな?と思ったら

抗がん剤治療中の患者さんにはこちらのカードをお渡ししています。カードに記載されている症状がある場合は早めに受診してください。
お困りのことがあれば、電話での相談も受け付けています。

抗がん剤治療中の患者さんへ

以下の症状がある場合は受診してください。

  • 38℃の熱が続く
  • 吐き気、おう吐で水分・食事がとれない
  • 下痢が続いている
  • 便が出ない
  • 点滴した部位が腫れている
  • 口内炎が痛くて食事・水分がとれない

免疫チェックポイント阻害薬治療中の患者さんへ

以下の症状がある場合は受診してください。

  • 38℃の熱が続く
  • 咳が増えた、息切れが強くなった
  • 下痢(4回 / 日)が続いている
  • 疲れやすい、だるくて動けない
  • 痒みがある、発疹が出てきた
  • 手足に力が入らない、物が二重に見える
  • 点滴した部位が腫れている

受診方法

受付窓口 外来化学療法センター
電話 0562-33-5500(代表)
受付時間 平日の午前9時から午後4時30分
抗がん剤治療中とお伝えください
※上記以外の時間帯は救急外来へご連絡ください
化学療法センター治療患者数(月平均)

肺がん、前立腺がん、尿路上皮がん、腎がん、乳がん、婦人科がん、大腸がん、胃がん、肝がん、胆道がん、膵臓がん、食道がん、悪性胸膜中皮腫、悪性神経膠腫、慢性関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎、キャッスルマン病、原発不明がんなど多くの疾患の治療を行っています。

施設のご案内

外来化学療法センターのレイアウト

  • 18床(ベッド15床、リクライニングチェア3床)
  • トイレが3か所あります。
  • 受付にはご家族の方もお待ちいただける待合エリアがあります。
外来化学療法センターのご案内

1.外来化学療法センター入り口(受付)

  • 治療を受ける方、説明を聞かれる方は受付にお声がけください。
  • 自由にお持ち帰りいただける「病気や治療に関するパンフレット」の他、閲覧できる図書が設置されています。
  • 治療に関するDVDを見ることができます。

2.治療エリア

大きな窓があるので眺めがよく、ゆったりと静かな空間で治療できます。

  • 治療スペースごとにテレビが設置されています(有料)。
  • 治療中、家族の方がベッド横で付き添っていただけます。
  • 飲食しながら治療ができます。
  • リラックスできるよう、音楽が流れています。
治療エリア

3.診察室

  • 治療の説明やカウンセリングなどが受けられ、ゆっくりお話できる個室があります。
  • 外来化学療法センターを初めて使用する方の案内や、CVポートの自己抜針指導を行っています。
  • 2023年9月より順次、化学療法を受けられる方の治療前採血を行っています。
  • がん化学療法看護認定看護師、がん専門薬剤師と面談できます。
診察室2

4.外来化学療法センターにある無菌調製室

薬剤師が治療薬の無菌調製を行います。

2024年2月から、抗がん剤汚染の拡散防止のため、すべての抗がん剤投与・調整時に閉鎖式器具を採用しています。

外来化学療法センター内無菌調製室

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外来受付時間

外来受付時間
午前 8時30分~11時00分
休診日
土日祝日・年末年始(12月29日~1月3日)

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