診療科案内 小児科

当科の概要

 対象は、新生児から原則中学生までのお子さんで、肺炎・気管支炎・扁桃炎・胃腸炎・腎盂腎炎・髄膜炎などの感染症や、喘息・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が多いですが、さまざまな腎臓疾患の他、川崎病・熱性けいれん・てんかん・腸重積症(透視下空気整復法)・夜尿症・血小板減少性紫斑病・IgA血管炎・低身長症・肥厚性幽門狭窄症(薬で治す名木田法)・臍ヘルニア(綿球圧迫療法)・血友病など、内科的小児疾患全般に幅広く対応しています。2015年の開院以来、東海市・知多市を始め、常滑市・東浦町・阿久比町・大府市・半田市などのクリニックから多数のご紹介を頂いております。
 当院では特に、小児腎疾患(専門外来の項参照)、乳幼児食物アレルギー、肥厚性幽門狭窄症の診療に力を入れています。

食物経口負荷テスト

鶏卵・乳・小麦アレルギーは食べて早く治しましょう!
原則日帰り入院で、日本小児アレルギー学会のガイドラインに基づいて施行します。血液で数値が陽性だったからと完全除去の指導をされてはいないでしょうか?鶏卵・乳・小麦であれば、テストで安全な量を確認し、摂取を続けることで早期寛解が期待出来ます。対象患者さんは年々増加しており、年間100例程度、開院から800名以上施行しました。実際の成績など詳しくはこちらへ

肥厚性幽門狭窄症

薬で治してみませんか?
胃の出口である幽門が狭くなってミルクが通過しないために、赤ちゃんが噴水状の嘔吐を繰り返す病気です。直ぐに手術を勧められることが多いのですが、どうしても全身麻酔や術後合併症のリスクを背負うことになります。当院では手術せずに薬で治す方法(名木田法)で良好な成績を収めています。是非試してみたという方はお気軽にお問い合わせ下さい。詳しくはこちらへ

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専門外来

腎臓外来

 検尿異常をはじめ、先天性腎・尿路奇形、急性・慢性腎炎、ネフローゼ症候群、紫斑病性腎炎など小児腎疾患全般の診断、治療を行っております。一般的な検査として、腎エコー検査、CT、MRI、MRU、静態・動態シンチグラム、レノグラム検査などが可能です。また、特殊検査としては、腎機能障害を認める場合や、腎炎の可能性が考えられるお子さんには、エコーガイド下で経皮腎生検検査を行っています。この検査結果により、確定診断に基づき各患児に合わせた適切な治療を行うことができます。

 なお、先天性腎・尿路奇形などの疾患、腎機能障害を有する患児では泌尿器科と合同で診ていく必要があります。3次施設病院小児泌尿器科の専門医と連携も出来ており、外科的介入が必要なお子さんにも対応いたします。小児の透析、腎移植も経験した常勤の腎臓専門医が担当しますのでご安心ください。

アレルギー外来

毎週木曜日・午前
非常勤のアレルギー専門医が担当します。

神経外来

毎週水曜日・午後
名古屋大学小児科の小児神経専門医が担当します。主に精神運動発達遅滞やてんかんなどのけいれん性疾患の診断・治療を行っています。

循環器外来

第2・4月曜日・午後
名古屋大学小児科の小児循環器専門医が担当します。
心雑音・心電図異常の精査や、先天性疾患、川崎病のフォローアップ等を行っています。

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検査

 院内では病原体迅速検査(インフルエンザ・RS・アデノ・ヒトメタニューモ・マイコプラズマ・溶連菌・ロタ・ノロ)・各種培養検査・一般血液/尿検査・レントゲン・心電図・超音波・呼吸機能・脳波・ABR(聴性脳幹反応)・CT/MRI/シンチグラム・食物アレルギー負荷テスト・腎生検などの検査が行えます。その他外注で、アレルギー抗体検査・各種ウイルス抗体検査・染色体検査などなど可能です。

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予防接種

 基本的にはお近くのクリニックでの接種をお勧めしています。当院でも定期接種では、ヒブ・PCV13(肺炎球菌)・DPT-IPV(四種混合)・HBV(B型肝炎)・ロタウイルス(ロタリックスのみ)・BCG・MR(麻疹風疹)・水痘(みずぼうそう)・日本脳炎・DT(二種混合)・HPV(子宮頚癌)ワクチンが接種可能です。また任意接種では、ムンプス(おたふくかぜ)・インフルエンザ・A型肝炎・麻疹・風疹ワクチンが可能です。予防接種で防ぐことが出来る疾患(VPD)は限られています。とくにムンプスは是非接種して頂きたいワクチンです。また、海外渡航に伴う接種証明書も発行いたします。なお、対象のお子さんにはシナジス(RSウイルス予防)の注射もしております。

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基本方針

 大切なお子さんの病気は、ご家族を大変不安にさせるものです。私たちは日頃からご家族の心配を出来るだけ解消するように、病状や治療に関して丁寧な説明をし、患者さん本位の診療に心掛けています。また、より専門的な診断・治療が必要なお子さんは、3次医療機関(あいち小児保健医療総合センター・名古屋大学付属病院・名古屋第一赤十字病院など)への窓口となりますので、安心して受診してください。入院は付き添いのご家族も大変なストレスですので、改善すれば早めに退院していただいております(平均4-5日間)。

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休日夜間診療

 毎週日曜日と祝日は小児科医が日直(午前10時から午後4時まで)をしておりますので、上手く利用してください。その他、夜間などでも入院が必要な場合などは当直医の呼び出しに24時間対応いたします。症状が高熱だけなど、緊急性が低いと思われる場合は、日中の受診を検討してください。お子さんの状態が悪く朝まで待てないような場合は救急外来受診で結構です。緊急性があるかどうかの判断に迷うときは、こども救急を参考にするか、愛知県救急医療情報センターへ電話で相談してください。なお、当院初診(紹介状無し)のお子さんは選定療養費(7,700円)が実費で必要です。

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常勤医師紹介

役 職 氏 名 主な認定資格 所属学会
小児科主任部長 青嶋 努 医学博士
日本小児科学会小児科専門医
臨床研修指導医講習会修了
新生児蘇生法専門コース修了
日本小児科学会
日本小児アレルギー学会
日本アレルギー学会
日本先天代謝異常学会
愛知県小児科医会
小児科部長 山田 晃郎 日本小児科学会小児科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本移植学会移植認定医
臨床研修指導医講習会修了
新生児蘇生法専門コース修了
日本小児科学会
日本小児腎臓学会
日本腎臓学会
国際小児腎臓病学会
日本臨床腎移植学会
日本移植学会
小児科医長 水谷 修平 新生児蘇生法専門コース修了 日本小児科学会
日本小児神経学会

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診療案内・アクセス

外来受付 午前
8:30~
午前
11:00
休診日 土日祝・年末年始
面会時間 面会時間の詳細につきましては、こちらをご覧ください。

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FAX番号:0562-33-5900

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