診療科案内 皮膚科
当科の概要
常勤医師2名、非常勤医師1名で外来診療を行っています。
皮膚科では、さまざまな皮膚疾患全般を扱っています。アトピー性皮膚炎、じんま疹などアレルギーに関連するもの、帯状疱疹、蜂窩織炎などの感染症、尋常性乾癬・関節症性乾癬、腫瘍、褥瘡(とこずれ)などの疾患があります。慢性で治りにくい疾患も多くありますが、必要に応じて専門的な皮膚科検査を行い、正確な皮膚疾患の診断や原因検索を行っています。またアトピー性皮膚炎のように、スキンケアなど細やかな日常生活指導を行い、一人ひとりの患者さんに最適な医療を心掛けています。平成29年4月から「乾癬に対する生物学的製剤承認施設」となり、生物学的製剤治療を行っています。皮膚疾患は他の臓器からの異常に基づくことも多く、他科との連携を心掛けており、また、地域のかかりつけ医の先生方、大学病院とも連携し、総合病院での皮膚科のメリットを生かせるように診療にあたっています。
診療内容
・皮膚病変の診断のために必要に応じて皮膚生検を行っています。
・ホクロやしみに対して、ダーモスコープを用いたダーモスコピー検査を行い診断に役立てています。
・接触皮膚炎、金属アレルギーについてはパッチテストを行い、原因アレルゲンの検索を行っています。
・アレルギー性じんま疹について原因アレルゲン検索のためにプリックテストなどの皮膚テストを行っています。
・乾癬に対する生物学的製剤治療の導入および維持療法を行っています。
・帯状疱疹後神経痛の治療については当院麻酔科と連携しています。
・ホクロなどの皮膚腫瘍切除、陥入爪などの手術を予約制で行っています。来院当日の手術は行っていません。局所麻酔による日帰り手術が基本ですが、植皮が必要な場合など状況に応じて入院となることもあります。
・皮膚悪性腫瘍については大学病院と連携し診療にあたっています。
・掌蹠膿疱症、白斑などにターゲット型エキシマライトを用いた紫外線治療を行っています。

常勤医師紹介
役 職 | 氏 名 | 主な認定資格 |
皮膚科部長 | 井上 智子 | 医学博士 日本皮膚科学会皮膚科専門医 日本アレルギー学会アレルギー専門医 |
皮膚科部長 | 山北 高志 | 医学博士 日本皮膚科学会皮膚科専門医 日本心療内科学会登録医 日本アレルギー学会アレルギー専門医 日本医師会認定産業医 |