診療科案内 外科

当科の概要

公立西知多総合病院 外科の特徴は
1、 腹腔鏡、胸腔鏡を用いた低侵襲手術 を積極的に行っています。
2、 相反して進行がん、肝胆膵領域などの根治性を重視した拡大手術を積極的に行っています。
3、 知多半島の医療を支える病院の一つとして腹部救急手術を365日対応できるようにしています。
4、持続可能な医療を目指して、次世代の外科医療の担い手となる外科医の教育に積極的に携わっています。
5、名古屋大学附属病院外科、呼吸器外科、血管外科などと連携してより専門性の高い治療も行っています。

 当科は常勤医師と呼吸器外科、肝胆膵外科、血管外科の非常勤医師4名で、様々な疾患の外科診療を行っています。その診療範囲は胃・大腸・肝臓・胆道・膵臓・脾臓などの消化器疾患を中心に、乳腺疾患、甲状腺・副甲状腺・副腎などの内分泌疾患、肺などの呼吸器疾患、末梢静脈などの血管疾患など多岐にわたります。
 
 消化器内科・糖尿病・内分泌内科・呼吸器内科などと密接に連携し各種画像診断を利用した、正確な術前診断を行い、それぞれの患者さんごとにその病態に応じた適切な術式を選択することを信条としています。手術に際しては各種がんなどに対して、腹腔鏡、胸腔鏡を積極的に使用して、低侵襲手術を行っています。胸腔鏡下食道切除術、腹腔鏡下胃全摘術・胃切除術、腹腔鏡下肝葉切除術・肝区域切除術、腹腔鏡下膵体尾部切除術、腹腔鏡下直腸切断術・側方郭清などを積極的におこなっています。また胆石症・そけいヘルニアなどの良性疾患の手術だけではなく、虫垂炎・胆嚢炎・腸閉塞・腹膜炎などの緊急手術においても症例に応じて、腹腔鏡下手術を積極的に行い患者さんへの負担が少なくなるよう努めています。

 進行がんに対しては、腹腔鏡あるいは開腹手術で術前診断に基づいた過不足のない手術を心がけています。肝細胞がん、転移性肝腫瘍、肝門部胆管がん、胆のうがんなどや他の領域の進行がん、他臓器浸潤がんに対しては術前に血管の詳細な3D画像を作成し、シュミレーションをおこない、術中は造影超音波などを使用して、より安全で侵襲が少なく、病変を確実に取り除く心がけています。

 知多半島の医療を支える病院の一つとして腹部救急手術に365日対応しています。救急科と連携し速やかな診断、腹腔鏡を中心とした低侵襲緊急手術、麻酔科との連携による手術中の麻酔管理および集中治療をおこなっています。一人一人の患者さん寄り添い、急な病気・重度な病気の際もなるべく早く日常に戻れるよう、少しでもより回復できるよう務めています。

 継続してこの地域の医療を担えるように積極的に外科医の教育にも携わっています。知識と技術を受け継ぐことにより、次世代の医療者を育て、次世代の医療者がまた人々に寄り添っていくそんな未来をめざします。

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診療内容紹介

当科で主に取り扱う疾患とその治療についてご紹介します。

上部消化管(食道がん、胃がん)

 胃がんに対しては、上部消化管内視鏡で切除できないような早期胃がん、進行がんに対して腹腔鏡下胃切除術や胃全摘術で治療をしています。必要に応じて進行胃がんでは開腹手術で徹底したリンパ節郭清や多臓器合併切除を行い、がんの完全切除による根治性の向上をおこなっています。胃の粘膜下腫瘍、十二指腸の腫瘍など特殊な症例に対しては、消化器内科と連携しつつ上部消化管内視鏡併用腹腔鏡下手術を行っています。

食道がんに対しては胸腔鏡下食道切除術を必要に応じて、名古屋大学附属病院 消化器外科の医師とともに行っています。

下部消化管(結腸がん、直腸がん)

 大腸がん(結腸がん、直腸がん)に対しては上部消化管よりもさらに、腹腔鏡下手術を行っており、低侵襲性と根治性を併せ持った治療を心がけています。また下部直腸がんにたいしても積極的に、腹腔鏡手術を行っており、腹腔鏡下直腸超低位前方切除や腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術を側方郭清とともに行っています。肛門に近い直腸がんでは残念ながら肛門が残せずに人工肛門となってしまう場合もあります。当院では常勤の皮膚・排泄ケア認定看護師を有しており、術後も日常生活を快適に過ごせるようにサポートをさせていただいております。

肝胆膵(肝細胞がん、転移性肝腫瘍、胆管がん、胆のうがん、膵がん)

 肝胆膵領域は、他の領域にくらべて、解剖が複雑ですので、術前に血管の詳細な3D画像を作成し、シュミレーションをおこない術中は造影超音波などを使用して、より安全で侵襲が少なく、病変を確実に取り除く過不足の無い手術を心がけています。肝胆膵領域では、手術の複雑さから開腹手術を要することも多いですが、肝細胞がん、転移性肝腫瘍などに対する腹腔鏡下肝葉切除、肝区域切除、肝部分切除や、膵がんならびに膵腫瘍に対する腹腔鏡下膵体尾部切除術などこの領域でも腹腔鏡下手術に力を入れ、過不足のない手術を可能な限り低侵襲に行っています。

化学治療、放射線治療、緩和治療

 がんの治療において食道がん、膵がん、直腸がんなどを中心に術前化学(放射線)治療や、術後補助化学療法をおこなっています。外来化学療法室を中心に治療しています。

 再発が生じた場合は緩和治療(詳しくは緩和外科を参照ください)、手術治療、化学治療、放射線治療を駆使して、患者様に寄り添いながら諦めない治療を継続しています。

乳腺(乳がん)

 乳腺外科と協力して診療にあたっています。詳しくは乳腺外科を参照ください。

胆のう(胆石症)

 胆石症とは、胆汁の成分が胆のうの中で固まって石ができる病気です。無症状で小さな胆石症の場合は様子をみても問題ありませんが、大きな石や、おなかが痛むなど症状のある胆石症は、放置しておくと胆のう炎、胆管炎や膵炎の原因となるので腹腔鏡下胆嚢摘出術をおすすめします。

そけいヘルニア(脱腸)

 そけいとは太ももの付け根の場所をいい、そけいヘルニアはそけい部をおおっている筋肉のつなぎ目の部位が年とともに弱くなり穴が空くことで、その穴から腸や内臓脂肪がおなかの外に飛び出してくる病気です。
 一般に「脱腸」とも呼ばれており、症状はそけい部が丸く盛り上がり、不快感や痛みを伴うこともあります。腸が飛び出したまま戻らなくなることを「ヘルニア陥頓(かんとん)」と呼びます。この状態のまま放置すると腸の血流が止ってしまい、いずれ腸が腐って穴が空き腹膜炎になります。この場合は緊急手術を行い腸管の切除と腹腔内の洗浄を行ないますが、時として命にかかわります。そけいヘルニアは手術以外に根本的な治療法はありませんし、放置しておくと徐々に大きくなり、手術が困難になったり、ヘルニア陥頓となり命にかかわったりするため、症状が出現したら早めの腹腔鏡下ヘルニア根治術をおすすめします。

肛門疾患(痔核)

 肛門疾患で最も多いものは痔核です。痔核とはいわゆるいぼ痔のことを言い、肛門の内側にできる内痔核と外側にできる外痔核の2種類があります。いずれも肛門内にある静脈が拡張したもので、症状は脱出、出血、いぼが触れるなどです。血栓性外痔核といって血液がうっ血して固まってしまい大きくなったものや、内痔核が飛び出して挟まってしまったものは痛みを伴うことがあります。
 外痔核は大きかったり、血栓性外痔核で痛みを伴ったりしたものは手術で切除します。内痔核は少量の出血や違和感だけであれば座薬で様子を見ることが多いですが、大量に出血したり、大きくなり飛び出たりしてしまう場合は治療が必要です。手術で切除する場合もありますが、当院では硬化療法(四段階注射法、ジオン注)で切らずに治す治療も行っています。硬化療法は手術と比べて痛みが軽度であり、また日帰りでの治療も可能です。デリケートな部分のご病気であるので、誰にも言えずに悩んでいる方が多いのが現状です。お困りの方はぜひ一度当院の外科にご相談ください。

その他の診療内容

 虫垂炎・胆嚢炎・腸閉塞などの腹部救急疾患については、夜間、休日であっても知多半島の医療を支える病院の一つとして腹部救急手術に365日対応しています。救急科と連携し速やかな診断、腹腔鏡を中心とした低侵襲緊急手術、麻酔科との連携による手術中の麻酔管理および集中治療をおこなっています。一人一人の患者さん寄り添い、急な病気・重度な病気の際もなるべく早く日常に戻れるよう、少しでもより回復できるよう務めています。

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常勤医師紹介

役 職 氏 名 主な認定資格
院 長
(乳腺外科兼務)
吉原 基 日本外科学会外科専門医
日本乳癌学会認定医・乳腺専門医・乳腺指導医
日本消化器外科学会認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
臨床研修指導医講習会修了
緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構乳がん検診超音波検査実施・判定医
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会責任医師
がんのリハビリテーション研修ワークショップ修了
日本DMAT隊員
緩和ケア研修会修了
院長補佐
外科主任部長
呼吸器外科部長
消化器外科部長
血管外科部長
服部 正興 医学博士
日本外科学会外科専門医
日本外科学会外科指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科指導医
東海外科学会評議員
日本DMAT隊員
ドクターヘリ従事者研修修了
臨床研修指導医講習会修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
愛知県災害医療コーディネーター
麻酔科標榜医
診療部統括部長
外科部長
臨床研修センター長
健診センター長
青野 景也 医学博士
日本外科学会外科専門医
日本外科学会外科指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科指導医
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医
日本医師会認定産業医
外科部長 平田 明裕 医学博士
日本外科学会外科専門医
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医
日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了
がんのリハビリテーション研修会修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
臨床研修指導医講習会修了
日本消化器外科学会消化器外科専門医
外科医長 冨田 明宏 医学博士
日本外科学会認定外科専門医
日本消化器外科学会認定消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本消化器病学会認定消化器病専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了
がんのリハビリテーション研修会修了
麻酔科標榜医
外科医長 崔 尚仁 日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本外科学会認定外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
麻酔科標榜医
外科医長 伊藤 量吾 緩和ケア研修会修了
JATECコース修了
日本外科学会外科専門医
外科医員 今瀧 裕允 日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
JATECコース修了
外科医員 岩清水 寿徳 緩和ケア研修会修了
産業医科大学産業医学基礎研修会修了
外科医員 新冨 秀治

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