Staff Voice

患者さんを第一に考えた安全な撮影から
病気を見抜く

18 診療放射線技師 2023年入職

PROFILE

大学卒業後、西知多総合病院に就職しました。
外来患者さんや入院患者さんの画像検査を行っています。現在は当直業務を一人で行うことができるように、一般撮影やCT、MRIなど様々なモダリティーを覚えています。

入職したきっかけを教えてください

私はいろいろな機械に触れて、多様な疾患の検査に携わりたいという気持ちがあったので、急性期の総合病院である西知多総合病院を選びました。

実際には、ローテーションで様々なモダリティーを回り、多くの患者さんと触れ合う機会が多く、充実した日々を送っています。設備の更新や新しい撮影法の模索も積極的に行っており、幅広く業務を行うジェネラリストを目指すことができる病院だと感じています。

仕事の様子

入職前と入職後でイメージは変わりましたか?

入職後、一番強く感じたことは責任の重さです。学生の頃から医療職として働く上で責任をもって行動する必要があることは理解していましたが、現場に出てみて初めの頃は患者さんに触れることも怖く、先輩の横で立ち尽くすしかなかったのを覚えています。次第に業務に慣れてきて、安全に検査を行うように努めていますが、患者さんの病態が検査中に変化したり、移動の際に患者さんについている大切な管や機械を抜いてしまいそうになるなど、常に危険と隣り合わせの状況です。
放射線技師は他の職種より患者さんとの時間は少ないですが、その短い時間の中で安全に検査を行うことができるように視野を広くして行動するように心がけています。

仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

大切にしていることは、患者さんに寄り添った接遇をすることです。放射線科での検査は被曝を伴うため、不安がある患者さんがいらっしゃったり、検査での姿勢で痛みを訴えられる患者さんが多くいます。少しの会話の中でも、不安を少しでもなくすことができるようにコミュニケーションをとったり、マニュアル通りではなく愛護的に、患者さんの可能な姿勢で撮影するように日々心がけています。

仕事の様子

仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?

放射線技師は、撮影後は患者さんの治療に直接関わることはあまりないですが、自分が撮影した画像から患者さんの病気を見つけたり、自分が作成した3D画像を見ながらオペしているのを見たときに、治療の一部として患者さんの役に立てているんだなと感じました。特に救急の現場では、一番に画像を見ることができる職種なので見落としてはいけない病気がないか、集中して業務に取り組んでいます。

職場の雰囲気や、労働環境について教えてください。

放射線科は和気あいあいとしていて、お互いを尊重しながら意見を交わせる職場だと感じています。
私が業務のことで悩んでいると先輩方はアドバイスをくださったり、今後どのようにしていきたいか意見を聞いて反映してくださいます。
放射線科が一丸となって患者さんに寄り添った医療を提供しているからこそ、周りのスタッフに対しても優しく明るい職場なんだと実感しています。

休日の過ごし方を教えてください。

西知多総合病院は知多半島の北部にあるので車で一時間ほどの距離にいくつか釣りスポットがあり、休日には友人と出かけて釣りをします。場所によって狙う魚が変わってくるので、次はどこに行こうか、どの道具で釣ろうかと考えるのがとても楽しいです。遠くの海に出かけて全く釣れないときもあれば、思ってもみなかった魚が釣れる時もあり、予想できない楽しさが釣りの魅力です。
まだ慣れない環境で緊張気味ですが、休みの日は思う存分リフレッシュすることで、また月曜日から頑張ろうと思えます。

今後のキャリア形成(将来のビジョン)を教えてください。

今は基本的な検査をこなしていくことで精一杯ですが、より正確で患者さんのためになる検査をしていきたいというのが放射線技師としての目標です。そのために今後は、すべてのモダリティーを十分に操作して適切な画像検査を患者さんに提供していくとともに、専門的な読影の補助や求められる検査を行うために認定技師資格の取得にも挑戦していきたいと考えています。

インタビュイー

就活生へのメッセージ

私自身、入職前は不安もありましたが、今はやりがいを感じながら楽しく仕事をしています。
一歩ずつ一緒に進んでいきましょう。

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