Staff Voice

地域に愛される病院の看護師として
頼られる存在に

01 看護師 2017年入職

PROFILE

高校の看護科を卒業後、8東病棟(循環器内科、腎臓内科)に勤務しています。担当する患者さんは、急性期の患者さんをはじめ、認知症や教育入院の患者さんなどさまざまです。保清ケアや食事介助など日常生活に関わる援助からPCIやカテーテルアブレーション、ペースメーカー植え込みなどの手術前後の看護、腹膜透析や血液透析に関わる看護まで幅広く対応しています。また、心筋梗塞や狭心症・心不全・腎疾患等の患者さんは自己管理が重要な疾患であるため、患者さんに指導も行っています。

入職したきっかけを教えてください

実習やインターンシップでの出会いが大きいですね。当時から看護師同士の人間関係、雰囲気がよく、チームとしてのまとまりを感じられる職場でした。実は今働いている8東病棟はインターンシップ先でもありました。

あらためてチームの一員として働けていることに感謝する日々です。また公立病院ということで公務員として安心して働くことができること、住居手当が支給されることなども入職の決め手となりました。施設が新しく、気持ちよく働ける点も魅力でした。

仕事の様子

入職前と入職後でイメージは変わりましたか?

看護師として働くのは当院が最初だったため、きびきびと動く先輩方に対して緊張することもありました。何となく背筋が伸びる雰囲気とでもいうのでしょうか。意外だったのが、患者さん対応以外の業務の多さです。検査や手術の準備、入退院に関わる処理、書類や記録、他職種とのやりとりなど患者さんと直接関わらない業務が多くあるということを知りました。

入職から時間を経て慣れてきた頃、あらためて「看護師」がかかわる業務の幅広さ、忙しさを実感しました。忙しいからこそお互いに協力し合って業務を行っています。

仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

一番大切にしていることは安全です。急変時の対応を含め、患者さんの安全を確保し、心から安心して療養できるよう努めるのが私たちの役割だと自負しています。

加えて、私たち看護師の職場における安全対策も不可欠だと考えています。医療に携わる側の私たちが危険を予防し、安心して看護にあたれてこその病院だと思うからです。それから自分自身の健康でなければ、良い看護ができませんので、自己管理にも気をつけていますね。

仕事の様子

仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?

急性期病院のため、治療や手術などで患者さんの回復を目の当たりにする機会が多くなります。重症度の高い患者さんが回復したときは、やはりうれしいですね。明るく元気になった患者さんの姿をみる度に、看護師としてのやりがいを感じます。また臨機応変に対応しなければならないシーンも多く、自らの看護技術や知識をブラッシュアップする必要があります。常に成長し続ける場で働けていることも、モチベーションの向上につながっています。

職場の雰囲気や、労働環境について教えてください。

急性期病院のため、日々あわただしい時間が続くことも多いですが、スタッフ同士で連携を取り、密なコミュニケーションのもと、協力して看護にあたっています。8東病棟は2交代制で12時間の長日勤・夜勤、日勤、早出、遅出など交代勤務をしています。夜勤は4回 / 月程度です。育児部分休業の制度を利用すると時短勤務ができるため、育児と仕事を両立させている人もいます。

当院は急性期病院ですが地域に密着した医療を行っています。患者さん一人ひとりとしっかり向き合うこと、患者さんとその家族を支えるための倫理的な視点を持つことの大切さに気づかされました。現在も、それぞれの立場や価値観を尊重しながら患者さんを「看る」ことを学んでいる最中です。

仕事の様子

休日の過ごし方を教えてください。

アクティブに過ごす日は、旅行に出かけたり、家族と過ごしたりして気分転換を図っています。看護師は平日休みが多いので、リーズナブルに旅行できることも少なくありません。

またお店も混んでいないので、ゆったり楽しめるのもメリットです。病棟の先輩や後輩と一緒に、食事やショッピングを楽しむことも。平日にたまった掃除や洗濯、料理の作り置きなどの家事を片付けることも多いですね。

今後のキャリア形成(将来のビジョン)を教えてください。

看護師となって7年目となりました。今後自分がどのような形で仕事を続けていきたいのか、キャリアを見つめなおす時期だと思っています。現在は心不全の患者さんと関わる機会が多く、心不全看護に興味を持っています。特に心不全の緩和ケア、療養指導に関して学んでいきたいと考えています。

患者さんの療養生活をサポートする心不全療養指導士、心電図の判読力の証である心電図検定などの資格取得を含め、興味のあることを深めていければと考えています。循環器分野のプロフェッショナルとしてスキルアップするとともに、患者さんやご家族に頼られる存在として磨きをかけていきたいです。

インタビュイー

就活生へのメッセージ

急性期病院としてスピード感のある看護を経験することができる職場です。忙しい中でも患者さん一人ひとりとしっかり向き合うために、先輩、同僚、後輩皆が協力し、支え合って業務にあたっています。人間関係もよく、相談しやすい雰囲気ですから、安心してご応募ください。新たな仲間と共に働けることを楽しみにしています。

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