

医療専門職のチームの一員として
質の高い医療を提供

PROFILE
薬学部を卒業後、ドラッグストア併設型調剤薬局で1年弱ほど面調剤を経験し、地域に密着した多様な業務に携わりました。さらなるスキルアップを求めて病院薬剤師を志し、2019年当院へ入職。現在は病棟業務(薬歴管理・患者ラウンド・相談応需など)をメインとし、調剤業務やTPN混注、服薬指導から委員会活動までさまざまな業務にあたっています。
入職したきっかけを教えてください
薬学部5年次の実習先が当院でした。当院での実務実習は、毎日が学びの宝庫だったと記憶しています。何より先輩薬剤師の皆さんが、臨床現場で生き生きと活躍されている姿に憧れました。「薬のスペシャリスト」として輝く皆さんの姿に「将来は病院薬剤師になりたい」との思いを一層強くしました。
大学卒業後は縁あって調剤薬局へ進みました。同期や先輩方、ドラッグストア本社の方々など周りの方に恵まれ、多忙ではありましたが日々やりがいを感じられる毎日でした。薬剤師としてスキルを磨く中、どうしても病院への憧れをおさえることができず、一念発起して当院へ応募しました。迷いもありましたが、自分の心のままに進んでよかったなと思っています。

入職前と入職後でイメージは変わりましたか?

同じ薬剤師とはいえ、調剤併設型ドラッグストアと病院では業務内容も異なります。そのため入職前は薬剤師としてやっていけるのか不安になる部分もありました。また日常的に扱う薬の種類も多いですし、薬剤について深い知識が問われるシーンも少なくありません。今でも判断に迷うこともあります。私一人で解決が難しい困りごとがあった場合は、周囲の先輩方に相談をしています。親身になってくれる先輩方ばかりでとても心強いです。
仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
円滑なコミュニケーションを築くことです。当院では質の高い医療を提供するために、多職種によるチーム医療を行っています。それぞれの職種が専門知識を発揮する中、私たちは「薬の専門家」として提案を行う必要があります。そのためにはコミュニケーションスキルが欠かせません。知識と並ぶくらい大切な要素だと考えています。
加えて、「量」と「質」を両立させながらいかに効率よく業務をこなすかということにも重きをおいています。

仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?
病院薬剤師として治療の架け橋となれた時です。提案した薬物治療が功を奏したときは、とてもやりがいを感じます。また病状が快方に向かい、元気になっていく患者さんの様子を目にすると、薬の専門家として「お役にたててよかった」と感じますね。
職場の雰囲気や、労働環境について教えてください。
当院には、多方面の「専門薬剤師」が在籍しています。専門性を高めることができる環境で、学ぶ機会にあふれています。また科内のアットホームな雰囲気も魅力のひとつです。相談しやすく話しやすい職場だと思います。
加えて仕事のパフォーマンスを上げるためにはしっかりと休むことも大切です。オンオフをしっかり切り替えることが推奨されているため、有給休暇も取りやすいです。私も心と身体のリフレッシュのため、適度な有給休暇の取得を心がけています。

休日の過ごし方を教えてください。
家でのんびり過ごすのも好きです。また名古屋を中心に、さまざまなエリアの「おいしいお店探し」にも勤しんでいます。おいしいお店を見つけると幸せな気持ちになれますね。今年は連休を上手く使い、海外旅行に出かけることも計画しています。
今後のキャリア形成(将来のビジョン)を教えてください。
今後ますます、専門性を持った薬剤師の存在が求められていくと考えています。患者さんに寄り添い、治療の架け橋となるために、勉強に励んでいます。まずは認定資格取得に向けて頑張ります。
