赤ちゃんからご高齢の方まで
多世代の健康を支える
PROFILE
看護師として病棟(消化器外科、呼吸器内科・外科)、消化器内科クリニックで勤務、保健師として保健所で勤務した後、中央病院・東海市民病院分院健診センター勤務を経て現在に至ります。
健診業務を中心に、健康相談、特定保健指導を行っています。
入職したきっかけを教えてください
呼吸器科病棟で在宅酸素療法に関わり、地域と病院が連携して患者様を支援することの大切さに気づきました。それがきっかけで地域保健分野に興味を持ち、地域で暮らす全ての人の健康を支援したいと思い保健師に転職しました。
仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
置かれている環境、歩んできた人生、生活様式は人それぞれです。健康観もひとりひとり違います。
お客様の思いをよく聴き「相手がどうしたいのか」にフォーカスし寄り添った支援ができるよう心がけています。
仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?
保健師の支援対象は、普通に生活していて自覚症状がなく自分は健康だと思っているかたたちが大半です。そこにどうアプローチしていくかが難しいところです。「お酒を控えるようになった」「運動している」など、健康相談で関わったお客様の「健康に対する意識」が高まったと感じたときにやりがいを感じます。
職場の雰囲気や、労働環境について教えてください。
健診センターでは、医師、看護師、保健師、臨床検査技師、放射線技師、事務員が勤務しています。
それぞれの専門性を活かしてお客様に「健診サービス」を提供しています。他職種連携の大切さ、難しさを実感しています。
休日の過ごし方を教えてください。
非日常空間で過ごす時間を大事にしています。
「オーガニック」「無添加」「ヴィーガン」な食事とお菓子を求めて森の中のごはん屋さんやカフェにお出かけしています。
また、多様な価値観に触れるために、医療職以外の友人とのお付き合いを大事にしています。
今後のキャリア形成(将来のビジョン)を教えてください。
2013年より情報通信技術(ICT)を活用した保健指導の導入を厚労省が推奨していますが、コロナ禍で一気に普及が加速しました。当センターでは2年前に提案しましたが許可されず導入を見送っています。新しいことを始めるのは、まわりの理解がないと難しいですが、世間のニーズに対応できるよう他機関の実績を参考に情報収集し、近い将来実現できるよう再度提案していくつもりです。
組織の理念・目的の共通理解・浸透をはかり人材育成をするために、健診保健師・看護師独自のクリニカルラダーを作成できたらと考えています。