Staff Voice

患者さんからの「ありがとう」が
うれしさとやりがいを運んでくる

05 臨床検査技師 2021年入職

PROFILE

大学を卒業後、2021年4月より臨床検査科に入職。臨床検査技師として勤務しています。入職後は、日当直に関する業務の研修からスタートし、病理検査部門へと配属されました。現在は、病理検査に関する業務に携わり、細胞検査士の認定資格取得を目指しています。

入職したきっかけを教えてください

母が医療関係の職業に従事していたこともあり、幼少時から医療は身近な存在でした。「将来は母のように医療に携わりたいな」とぼんやり考えていたほどです。その思いが具体的になったのは、高校生で臨床検査技師という職業を知ってからです。

資格取得が可能である地元の大学へと進学し、さらに資格を生かせる病院として当院を知りました。大学4年時に見学に伺うと、臨床検査技師の先輩の方々が多忙な中でも生き生きと活躍されていました。病院全体の雰囲気もよかったことも、当院を選んだ理由です。

採血の様子

入職前と入職後でイメージは変わりましたか?

コミュニケーションの様子

「病院全体の雰囲気のよさ」が入職のきっかけとなったことはお伝えした通りです。実際に入職しても、そのイメージが変わることはありませんでした。実際に当院で働いてからは、「見学の時以上にアットホームで、働きやすい職場だな」と感じることが多いですね。

仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

入職後に配属された病理検査部門では、患者さんの身体から直接採取された組織や細胞などの検体処理に携わっています。他の検査部門と同様、採取されてきた検体の取り扱いに細心の注意を払っています。採取された検体の背景には、苦痛や不安を感じている患者さんの存在があります。そのことを心に刻み、できうる限り迅速に、適切な検査結果が返せるように配慮しています。

採血の様子

仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?

仕事の様子

経験やブラッシュアップを経て、自分にできる検査業務が増えていくことにやりがいを感じます。入職当初は知識や技術もまだまだで、検査を上手く行えないこともありました。先輩や上司の方々の指導やアドバイスを受け、技術を高めるべく努力を重ね、携われる業務も多くなってきました。また、病理医の先生から「綺麗な標本を作れるようになってきたね」と言っていただけるようになり、自身の成長を感じました。

職場の雰囲気や、労働環境について教えてください。

年齢や役職の枠を超えて、発言しやすい環境が整っているのが当院の強みだと思います。仕事上での相談もしやすく、業務もスムーズに進めていくことができます。また仕事以外の悩みや意見なども発言しやすく、皆さん耳を傾けてくださいます。総合的な居心地の良さ、アットホームさに助けられています。

仕事の様子

休日の過ごし方を教えてください。

友人や家族と遊びに行ったり、一人で気ままにショッピングを楽しんだりしています。平日の宿直当番では翌日が休日となります。当番の勤務を終えた後、近所のスパ施設や銭湯に寄って疲れを癒すのも楽しみです。最近は趣味でカメラを購入したので、散歩がてら公園に行き、鳥や花の写真を撮影しています。仕事とプライベートをきっちりと切り替えることができる環境下で、メリハリのある充実した生活を送っています。

今後のキャリア形成(将来のビジョン)を教えてください。

現在、細胞検査士の資格取得に向け勉強をしています。知識の乏しさや標本作製の技量不足など感じる機会も多く、さらなる学びを深めたいと考える毎日です。愛知県臨床検査技師会が主催する研修会などにも積極的に参加していき、知識や技量の向上を目指しています。レベルアップに向けて研鑽し、今後のキャリアアップへ繋げていきたいですね。

インタビュイー

就活生へのメッセージ

臨床検査技師として勤務する中で、もちろん大変なことはあります。「仕事から逃げ出したい」とネガティブな気持ちになる時だってあります。だからこそ、自分の知識や技量の向上を感じたときは大きな達成感に満たされます。加えて自身が採血をした患者さんから「痛くなかったよ。ありがとう」といわれた時は本当にうれしいです。努力した分、やりがいとなって返ってくる仕事だと思っています。皆さんと喜びを共有し、共に働ける日を楽しみにしています。

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