非公開: 病院だより第15号 放射線治療とは

放射線治療とは

放射線治療センター看護師 古岩井 邦江 ・ 竹内 亜由美

「がん」の代表的な治療法には、がんを切り取ってしまう「手術療法」、抗がん薬で治療する「化学療法」、そして体の外からあるいは中から放射線をあてる「放射線治療」という3つの大きな治療法があります。
当院も2019年4月より放射線治療が開始となり、がん治療に対して集学的治療が実施できるようになりました。
主に、乳がん術後、前立腺癌、がんによる骨の痛み、脳腫瘍などの方に行われます。

放射線治療とは

放射線をあてる(=照射する)ことにより、病気の細胞を徐々に死滅させる治療法です。
放射線は目に見えず、身体にあたっても何も感じません。放射線を使えば、身体をほとんど傷つけずに、そして正常な機能を損なわずに治療することができます。
ただ、放射線治療は一定の期間続けて行わないと効果が出ないので、途中でやめないようにすることが大切です。治療は土日・祝日を除く毎日、外来通院で行います。

治療の流れ

1.診察:放射線治療医
2.治療計画を立てる:開始までに1週間ほどかかります
3.照射:決められた回数を行う
4.経過観察

照射中の注意点

1.照射中、患者さん以外は入ることができません。(モニターで技師・看護師がみています。)
2.照射時間は20~30分ぐらいです。
3.照射による痛みは全くありません。:身体に放射線があたっても、痛みはありません。
4.照射中は動かないようにしてください。照射中に動いてしまうと、治療部位に放射線があたらないで、正常な部分に影響を及ぼすことがあります。痛みなどで身体の姿勢を保つことが難しい方は、痛み止めを使用して行うことができますのでスタッフにお知らせください。
5.決めたれた回数の治療が必要です。

代表的な副作用:皮膚炎

照射部位の皮膚は放射線の影響で発赤や乾燥、びらんなど皮膚に変化が起こることがあります。
多くの場合、治療終了後1~2ヶ月経つと元に戻ります。


放射線治療には、放射線治療医・放射線技師・医学物理士・看護師・受付事務など多職種がかかわりチーム医療を行っています。
護師は、患者、家族に寄り添いながら、安全で安楽な治療環境の提供、副作用の予防と症状緩和ケア、セルフケア支援が主な役割になります。

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